Filtrationは人類の歴史とともに・・・
今、私どもではいろんな金属でワイヤメッシュやフィルター、ワイヤメッシュコンベヤベルトなど、工業資材を主として作っています。一見、皆さんの日常生活には関係ないように思われがちですが、実際は皆さんを取りまく殆どの分野に、私どもの製品が使用されています。例えばいまお召しになっているスーツにしても糸の原料段階では製造工程には必ず組み込まれています。
このように、化学・工業・電子工学・バイオ関連など製品の品質精度をあげること、つまり良いものを作るためにはフィルターは欠かすことはできません。
この文のタイトルは大げさのようですが、考えてみますと人類は紀元前3000年というはるかな過去に、それまでの狩猟、採集という「狩り」の生活からはなれ、テイグリス、ユーフラテス両川の流域で早くも農耕生活を始めています。
この農耕を文化的に見れば、穀物を脱穀・製粉・粉砕し、ふるいにかけて製粉しパンを作る…といった具合に必ずフィルトレイションの工程があります。その他の醸造・染色・紡織・漁業・建築といった分野でも同様に用いられ、フィルターがシュメール文明の一助となっていたことが想像できます。
これを新石器革命と呼んでいますが、以来今日まで人間とフィルトレイション(Filtration)との長い「つきあい」が続くわけです。以来フィルトレイションは人間の生活とは全く切り離せないものとなり、現在では直接眼には見えないところで「縁の下の力持ち」として、あらゆる分野のお役に立っています。
またそれだけに、私どもはお得意先の製品の高品質化・低コスト化に少しでもお役に立てることを大きな目標として、
「ハイクォリティ・ローコスト」をモットーに鋭意・努力を重ねております。何とぞ、ご指導・ご鞭撻を賜わりますようお願い申し上げす。
代表取締役 雪本 泰永